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小学4年生校外学習 ―地域の大学生から身近な自然を学びました

 カラッと晴れて暖かい日差しの中、国府台小学校4年生がじゅん菜池緑地で理科の校外学習を行いました。

 

 小学生に教えてくれるのは、千葉商科大学で水環境の研究をされている杉田ゼミナールの学生さんたちです。杉田ゼミナールの学生の皆さん(以下、ゼミ生)は毎週じゅん菜池緑地を訪れ、水質調査を始めとするフィールドワークを行っています。小学生が市民の会管理地内を安全に歩けるように、事前に草刈りや土で穴を埋めたりなど通路の整備も行ってくださいました。

 

千葉商科大学杉田ゼミ 国府台小4年生 校外学習

 

 校外学習では、小学生とゼミ生が数名のグループに分かれ、自己紹介をしたあと、活動に入りました。ゼミ生がじゅん菜池緑地の成り立ちの説明をし、小学生と一緒に水質調査(池の水と井戸の水を比べます)、この時期に渡ってくる水鳥のカウントを行いました。

千葉商科大学杉田ゼミ 国府台小4年生 校外学習 水質調査
水質調査
千葉商科大学杉田ゼミ 国府台小4年生 校外学習 水鳥カウント
水鳥カウント
千葉商科大学杉田ゼミ 国府台小4年生 校外学習

 

 小学生の皆さんは、pHについて学んだり、カモの種類を教えてもらったりと、初めて学ぶことも多かったのではないでしょうか。また、ちょうど紅葉が見頃を迎え、ざくざく落ち葉を踏みながら歩き、秋を感じられたのではないかなと思います。

 

 当日、ジュンサイを残そう市民の会のメンバーはサポートに入りましたが、大学生のお兄さんと楽しくお話しながら、和気あいあいと活動している様子が印象的でした。小学生は、6月にもここの管理地を訪れていて、今回2回目となります。地域の自然により親しみを持ち、季節の変化を感じてくれたら嬉しいです。