これまでにじゅん菜池で確認された動物の記録です。※作成中です。
コブアリノスアブ(Microdon tuberculatus) ハナアブ科
体長約10mmの褐色のアブで、初夏に成虫が発生する。樹上性であるハシブトシリアゲアリに寄生することから、観察・採集例が非常に少なく、千葉県内においては2例目と思われる。2014~16年にかけて5月に連続して観察できていることから、じゅん菜池緑地内で繁殖しているものと考えられる。千葉県においては 絶滅危惧Ⅰ類 の非常に希少な昆虫であり、交尾しているところは初めて撮影された可能性が大きい。寄生相手であるハリブトシリアゲアリと推測されるアリの巣は地表から約5mの高さのアカメガシワの幹に営巣しているところを見つけたが、まだ確認できていない。
(じゅん菜池の動物 ファイル一覧)